1975-02-21 第75回国会 衆議院 外務委員会 第5号
ある意味では、日本国というのは台湾を植民地にしたことがございますけれども、その植民地におる若い人々を戦争へ駆り出しておいて、それがようやく命長らえて帰ってきたという場合に、二十数年前の法律を適用して、そして現行の貨幣水準からは全くびっくりするようなものを払って責任逃れをしていると思われたら、外交上、外務大臣、大問題ですね。あなたおかしいと思われませんか。
ある意味では、日本国というのは台湾を植民地にしたことがございますけれども、その植民地におる若い人々を戦争へ駆り出しておいて、それがようやく命長らえて帰ってきたという場合に、二十数年前の法律を適用して、そして現行の貨幣水準からは全くびっくりするようなものを払って責任逃れをしていると思われたら、外交上、外務大臣、大問題ですね。あなたおかしいと思われませんか。
政治問題として外務大臣、これくらいの処置で、いまの貨幣水準で二百六万円程度を支払ってそれでチョンということで、台湾の人々がああ、日本国政府というのは公正にして非常にいい政府だ。あるいはそれをつくっておる日本人はいい民族だと思っておると思われますか。
それから小学校の最高が五千百円程度、大体それを三倍すれば日本の貨幣水準でありますから、非常に低いわけであります。そういたしますと、公務員等の給与ベースというものは、当然に日本円に換算すると三倍にしなければなりませんが、こういう公務員の給与ベース等については、どう考えておられるかという問題、同時に関連いたしますが、先ほどの食糧の配給の問題等がありましたがね。
そうしてシヤウプ勧告にも言つておるよう、ここで新らしい貨幣水準に従つて評価替えをして行く。そこで新らしき発出点において皆が共通の会計の基準に従つて計算をやつて行く。それによつて初めて事業の自由競争が効果があり、税の負担の公平ということも得られるのだということを申されております。